おじゃまします。京都に帰省中のらいむぎ(@rye_enjoy)と申します。
今回は、実家に帰ることができ、もともと持っている本たちと再会しましたので、大好きな相田みつを先生の言葉を載せたいと思います。
僕の在り方の基本となっている言葉でもあります。
参考図書:『にんげんだもの』相田みつを 著
相田みつを
以下、僕の好きな一節です。
ただいるだけで
あなたがそこに
ただいるだけで
その場の空気が
あかるくなる
あなたがそこに
ただいるだけで
みんなのこころが
やすらぐ
そんなあなたに
わたしもなりたい
みつを
やわらかい言葉たちですね。
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言葉のもつ量の力
言葉にはいくつかの性質があるようです。
例えば、読書。
最近、恥ずかしながら読書量は減っていたのですが、不思議なもので、ブログを書くようになってから、自然と読書をする機会が増えてきました。
なぜか。
ブログを書いていると、自分から言葉がたくさん出ていきます。
これが、出してばかりだと栄養不足になってしまうようなのです。出せば出すほど、言葉をまた摂取し始める。
思い返すと、小さい頃もそうでした。
僕は小学生くらいの小さい頃、図書館にあるものは全て読み切るほどにファンタジー作品を読み漁ることが好きでした。
最初は、母親が読み聞かせてくれていたところから興味を持ち、そのうちにだんだんと自分で言葉を摂取するようになっていきました。
あまりおしゃべりな少年ではなかったのですが、その代わりに空想をすることが大好きで、ファンタジーの世界の場面場面を言葉で吸収しつつ、取り入れた言葉を想像するための燃料にしていたのです。
言葉を必要とするから、取り入れる。
逆に、出さなければ入れる必要もない訳です。
この法則は、案外、的を射ていると思います。
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言葉のもつ質の力
先ほど、栄養不足の話がありましたが、栄養が不足してきた頃に自分に入れてあげる言葉によって、次に出ていく言葉も変わっていく、というのが僕の実感です。
かたい言葉を入れれば、かたい言葉が出る。
やわらかい言葉を入れれば、やわらかい言葉が出る。
より多くの人たちに伝わる、受け入れられる普遍的な言葉って、抽象的な言葉をたくさん使えばいいって訳じゃない。
きっと、試行錯誤の果てに辿り着いた言葉です。
試行錯誤とは、出すことと入れることを繰り返して思考を回し、手を動かすことなのだと思います。
みつを先生は、やわらかく、あたたかい言葉で、そんなことを諭してくれます。
究極、僕の目指す言葉はみつを先生が示してくれているのだと思います。
まとめ
僕は言葉に携わりながら生きていくと決めたのですが、それにはまだまだ勉強不足です。
まだまだ出てくる言葉は薄っぺらいし、入れている言葉も少ない。
でもきっと、このブログで発信し、必要な言葉を取り入れることを繰り返すうちに、底の方に砂金のような言葉が積もっていく。
そんな言葉を、自信を持って発信できる日まで、研鑽を積みたいと思います。
ではでは!
最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。

僕は、言葉の世界で。
嵯峨ノ頼麦
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