里帰り 枕に沈み 迎ふ春 咲き満つ花ぞ 今は恋しき
歌詠
歌詠
里帰り 枕に沈み 迎ふ春 咲き満つ花ぞ 今は恋しき
歌詠
先見えぬ 縋る糸なき 苦しみに 和らぐものは 人の温もり
歌詠
余さずに 全て糧とし 血肉とし 頬張る命 只有り難し
歌詠
もみじ葉も 役目を終えて 湯の虜 枝の先から 褒美たまわる
歌詠
自由とは 囚われぬこと 聞かぬこと
歌詠
オリオンの 南中を待ち 白む空 想いに因らず 朝は来にけり
歌詠
窓越しに 硫黄の香り 風運ぶ 街の歴史も 酌む月見酒
歌詠
砂浜の 並み居るパリピ かわし行き 海入る我も パリピに映らむ
歌詠
見落とさる 枯れ木に遊ぶ 山雀の 眼下に落つる 氷瀑の汗
歌詠
消えぬよう 薄れる記憶 書き遺す 次の自分に 託す灯火
最近のコメント