【フリー台本】空の宝石【1人用 |6分】
空の宝石 夜咄 頼麦 作 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動などで自由にお使いくだ…
眠屋文庫
空の宝石 夜咄 頼麦 作 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動などで自由にお使いくだ…
詩
汗ばんだ身体に横風の愛撫 布外に腐葉土の湿った香り 息を潜めて座る大きな身体 物憂げな美術館の銅像の様
詩
コロコロころがり始めると コロコロころがり続けます ピタリととどまり始めると ソノママとどまり続けます ボールにタイヤにダンゴムシ まあるいものかと思ったら じつはぼくたちニンゲンも おんなじようなものでした
詩
ひとりぼっちはいやだけど ずっといっしょもつかれるの ふたつのあいだをふわふわと ただよいながら生きている いそがしいのはいやだけど てもちぶさたもあきちゃうの ふたつのあいだをふわふわと ただよいながら生きていく
詩
夜の静かな露天風呂 雨を凌ぎに湯に入ると 天の水と地の水が 喜び跳ねて遊んでる 今目の前でいくつもの 奇跡が出逢い踊り去る 僕の身体の雫まで 再会をのぞみ震え出す 一体いくつの偶然が この舞踏会を創るのか 二度は目せぬ光…
詩
詩人になにができるのか じしんは全然ないですが あなたの笑顔ひとつだけ 守れりゃいいと思います 不安な思いに泣かせたり うまくは全然いかないが あなたの寝顔ひとつだけ 守れりゃいいと思います
詩
どれだけ厳しい相手でも 言ってみなきゃ分からない どんなに親しい相手でも 言ってみなきゃ伝わらない
詩
この新しい本はどんな香りがする? 君と出逢った春の風の香りがする この古い本はどんな香りがする? 君と歩いた石小路の香りがする そう言い息を吸い込んだあなたは かわいく小さなくしゃみをしたんだ
詩
昔のものだけながめたら べつの世界のようだけど 一日も欠けることはなく たしかに今につづいてる
詩
ひとつひとつ積み上げて 大切になった居場所には 他では味わえないような やさしい心地良さがある
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