なじむ
だれかになじみたいのなら ただ ただ そばにいることだ あいてが うれしくあろうとも あいてが かなしくあろうとも たがいにちょうどよいきょりで ただ ただ そばにいることだ どこかになじみたいのなら ただ ただ そこに…
詩
だれかになじみたいのなら ただ ただ そばにいることだ あいてが うれしくあろうとも あいてが かなしくあろうとも たがいにちょうどよいきょりで ただ ただ そばにいることだ どこかになじみたいのなら ただ ただ そこに…
詩
結局のところ 自分は自分にしかなれないらしい いかに 隣の芝を見ようとも いかに 対岸に憧れようとも 結局のところ 自分は自分にしかなれないらしい
詩
なにひとつ手につかなくて 日々もんもんと空を見る かつてはここを抜け出して 楽しく過ごせたはずなのに 何度もぐだぐだ考えて ああだこうだと考えて 同じところをぐうるぐる こねくり回してぐうるぐる だけど本当…
詩
ああ 時間がない 時間がない 今日も明日も明後日も やるべきことで埋まってる きっとこんな日々だけが 死ぬまで続いていくんだろう まてよ それはいやだな 人はいつ死ぬかわからない 今日みたいな忙しい日が 最後の日だなんて…
詩
お昼寝をしていたら 夢の中に懐かしい人が出てきた もう何年も会っていない人なのに やけにはっきりと現れた 今は何をしているんだろう 元気かな そんなことを考えながらうとうとしていて ふと、気づいた そうか あの人は僕の中…
詩
小鳥が一羽なくなった まだ温かい身体を運び 柿の木の下に埋めてやった 盛り上がった土と 据え置いた石とを見つめていると 心に浮かんでいるものが 哀しみだけではないと気づいた そこには 罪の意識と 解放感とが混ざっていた …
詩
あなたは人から離れては 価値観違いと言うけれど そんなの当たり前でしょう 違う人間なのだから あなたが人に近づいて うまくいかなかったのなら こう表現すべきでしょう 歩み寄れなかったのだと
雑草日記
鮮やかな緑も落ち着き、快い気候になった。表から裏へと部屋を通り抜ける風が爽やかだ。非日常を経て新たな日常が始まった今、久方ぶりに筆を取ることにした。書く余裕もなく奔走した日々、ひとまず走り終えた所感である。 先日、付き添…
眠屋文庫
常夜とこよの郵便ゆうびん 夜咄よばなし 頼麦らいむぎ 作 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 この文章の著作権ちょさくけんは夜咄頼麦に帰属きぞくしますが、朗読ろうどくについての著作使用しよう権は解放かいほうしております。…
詩
久々に詩と向き合うと なんとも言葉が出てこない 久々に身体を動かすと なんとも動きがぎこちない 日々触れないと錆びるのに 僕らはなかなか触れない 自分の好きなことくらい 目のつくように置いとこう ある日とつぜん前ぶれなく…
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