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詩

詩

秘密基地

2024.09.08 夜咄頼麦

一歩一歩を踏みしめて 水に浸かった石渡る 身体が傾かないように 水に浸かった石渡る 運び歩いた椅子開き いつもの岩場に広げたら 視界全てが滝壺だ 砕き散らせる滝壺だ 小さな木漏れ日差し込んで 飛沫の雨を描き出す 肌寄せる…

詩

渦中の魚

2024.09.02 夜咄頼麦

目的もなく乗った山手線で たまたますんなり座れてしまった 後の予定まで時間があったので そのまま一周してみることにした   サングラスをかけたビジネスマン 厚底靴を履いたギャル スーツケースにまたがる子ども &…

詩

蝶の使い

2024.08.15 夜咄頼麦

車を停めて坂を下ると 石造りの墓が整然と並んでいる 右手には持参した花を 左手には水を汲んだバケツを持ち 照りつける太陽の下 ご先祖様の眠る場所を探す 一人で来るのは初めてだったから 暫しの間、立ち尽くした 吹き抜ける風…

詩

碧と白

2024.07.27 夜咄頼麦

腰ほどの高さの小さなくぐり戸を抜けると 目の前は一面の碧だった 真っ白な手すりに身体を預け ここまで登り切ってくれた脚を労わりながら 季節に似合わぬ涼やかな潮風を感じる わあ〜キレイだね〜 後から登ってきた観光客が次々に…

詩

酩酊

2024.05.01 夜咄頼麦

あー 気持ちが悪い 文字を打つ手も覚束ない あー 気持ちが悪い 画面を見る目も定まらない あー ここはどこなんだ ここは休むべき場所ではない あー これはなんなんだ この這いつくばる木偶の坊は 油断をすると 吐き気がする…

詩

旅

2024.04.09 夜咄頼麦

自らの足で歩き、弱さを認め、孤独と友人になる。 全ての道程は血肉となり、愛おしい物語となり、明日を彩る光と影になる。 それ等の営みも何時か朧げな夢となり、微睡みに溶けていく。 美しく懐かしい想い出を抱いて目を閉じる日まで…

詩

夢見の詩

2024.02.07 夜咄頼麦

季節外れの雪が降り 僕は夜明けを待っていた 目が覚め窓を開けたなら 全てがきっと真っ白だ 屋根も車も石も木も 傘も線路も土も葉も 何度も頭に描いては 心躍らせ目を閉じた 期待外れの光景が 僕の目覚めを待っていた 起き出し…

詩

壁

2024.02.06 夜咄頼麦

きのう あれほど越え難く険しかった壁が あまりにも高く あまりにも厚く 越える望みは無く思えた壁が たった一夜 君と言葉を交わしただけで きょう いつの間にか僕の後ろに立ち あまりにも柔く あまりにも強く 背中を支えてく…

詩

抱えて

2023.12.24 夜咄頼麦

生きるって 簡単なことじゃないな 抱えるものが多くて つぶれそうだ 脱ぎ捨てられたら どんなにいいか あの日の誓いも 忘れるくらいに   生きるって 簡単なことじゃないな 聞こえる声が多くて つぶれそうだ 独り…

詩

同じ空の下

2023.11.19 夜咄頼麦

僕らきっと同じ空の下に居たんだ どれだけ時差があろうともね 僕らきっと同じ空の下に居たんだ どれだけ距離があろうともね 時には辛いことに心を痛めて 自分の不幸を呪ったりしたんだ 時には哀しいことに囚われて 自分の殻にこも…

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