こちらのページにある文章はご自由に朗読していただけます。原作のURLを使用作品に掲載の上、YouTube上での朗読、声劇、そのほか音声表現活動等でお使いください。
詩
気まぐれ
自分は何も悪くないと そう思っていても 世の中の気まぐれに 傷つけられることがある それはもう、仕方ない どうすることもできない あの人の機嫌が悪かったか お腹が空いていたか 妬みでも抱えていたか どうせそんなところだ …
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詩
自分は何も悪くないと そう思っていても 世の中の気まぐれに 傷つけられることがある それはもう、仕方ない どうすることもできない あの人の機嫌が悪かったか お腹が空いていたか 妬みでも抱えていたか どうせそんなところだ …
詩
ことばをかけるよりも いっしょにすごすこと あたまでかんがえるよりも おはなししてみること とりつくろうよりも すなおにうちあけること そしてしぜんなながれに みをまかせること
詩
山の奥のそのまた奥に 小さな森の湯があった 小さな小さな源泉に 浸かれるお猿は数えるほど 朝から晩まで休みなく みっちり誰かが浸かってる ぐつぐつ湧き出す源泉の 元々入った成分か 出ては入りをくりかえす 浸かったお猿の汗…
詩
君はどう思う?この人生に意味があると思うかい?僕はないと思う勉強にも恋愛にも仕事にもあんまり意味はないと思うだって百年後には死んでるんだぜ?一から百まで数えてみなよあっという間に終わっちゃうよえ?もっと生きるって?それな…
詩
朝陽のさしこむ砂浜ですくった砂が輝いた例えで言っているんじゃない光を受けて輝いた 薄くのばして目をこらす無数の欠片が混じってる貝に、石英、もしくは骨かつての命の欠片たち 私も役目を終えたなら長い長い時を経てひんやり小さく…
詩
さくらの立ち木の下に寝て その木の肌を見つめてた 春の花弁の満開と およそ似つかぬ醜い肌 背中を預けた斜面には まるでうねる大蛇のよう 大地をつかんで離さない たくましい根が這っている 僕らはさくらと聞いたなら 花先ばか…
詩
心が鉛に覆われて どうにもこうにも動けない 振った腕には傷ができ 踏んだペダルは空回り たった一つの食い違い ただそれだけで痛むのだ どうすることもできなくて こんなに胸が痛むのだ 愛し愛されたいだけで どうして僕ら食い…
詩
おんなじになりたくて おんなじになりたくて がんばっておけしょうしたの でもぜんぜんなれなくて あたしはあたしでしかなくて ただすっぴんのあたしだけが かがみのまえにすわっていたの
詩
大丈夫 選んだほうが 正解だから
詩
いのちのはじける瞬間は どんな音がするのだろう プチッ? パァン? ドォン? それともね なんの音もしないかな そこに飛んでいるトンボ 獲物をさがしている小鳥 それを見つめて呆ける僕 みんながみんな弾けたら どんな音がす…
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