言ってみなきゃ
どれだけ厳しい相手でも 言ってみなきゃ分からない どんなに親しい相手でも 言ってみなきゃ伝わらない
詩
どれだけ厳しい相手でも 言ってみなきゃ分からない どんなに親しい相手でも 言ってみなきゃ伝わらない
詩
この新しい本はどんな香りがする? 君と出逢った春の風の香りがする この古い本はどんな香りがする? 君と歩いた石小路の香りがする そう言い息を吸い込んだあなたは かわいく小さなくしゃみをしたんだ
詩
昔のものだけながめたら べつの世界のようだけど 一日も欠けることはなく たしかに今につづいてる
詩
家族みんなで松の下 風に涼んで語り合う 楽しみ方が変わっても 安らぎ方は変わらない 短い春のひとときを ぼくは生涯忘れない 寄り合い笑うひとときを ぼくは生涯忘れない
詩
ひとからこぼれでるものは のぞまずすすまずいただいて ぼくからこぼれでるものは のぞんですすめてわけあたえ たくさんたくさんいただいた このみにあまるしあわせも みずにながれてかぜにのり あなたにとどきますように
眠屋文庫
春の名残 夜咄 頼麦 作 この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動などで自由にお使いください。 その際、この原作ページのUR…
詩
知る幸せもあれば 知らない幸せもある 知る不幸もあれば 知らない不幸もある
詩
あの日見あげた桜より この日見あげた桜こそ 恋しくまぶたに映るのは 世界の変わったせいなのか あの日観そめた映画より この日観とれた映画こそ 愛しくこころに映るのは 自分の変わったせいなのか いつかいのちを閉じるとき こ…
詩
回路をつなげてみなければ 電気はとおるかわからない なにか成そうとおもうなら つなげてみてから考えよう
詩
一緒にいるということは 互いの命をささげること 一時の交差にすぎずとも 互いの命をささげること
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