失う先に

自分のいちぶを失うと

ぜんぶを闇に染められる

目隠しされたかのように

まっくら闇につつまれる

そんな時にはどうするか

どうにか生き抜く他にない

逃げてもこけても構わない

どうにかやり過ぐ他にない

しばらく生き抜くその内に

まだ在るものが見えてくる

いちぶを失くしたその先に

また得るものが見えてくる

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4 件のコメント

  • 人間あったものが無くなる。と言うことにかなりのストレスを感じるそうです。
    最初から無いものは、違和感なく過ごせますが、あったものが無くなるのは、脳が在ると思い込んでいるのでそれになれるには、倍の時間がかかるとのこと。
    何を失っても、生きている限り生き抜かねばならない。
    失ったからこそわかることも沢山あるのだとか。

    失ったことに嘆くのではなく、どう生きていこうか生きることに貪欲に生命尽きるその日まで足掻いて生きていきたいものです。

  • 右手がが無くなったと言うと
    左手があるじゃないとあなたは言う
    左足がなくなったと言うと
    右足があるじゃないとあなたは言う
    いい加減にして!! なんにもわからないくせに!!

    ごめん。君の外側は関係ないんだ。
    僕は目が見えないから…どうでも良いんだよ。
    君の声や話す言葉や笑い声
    君の心が好きなだけなんだ。

    二人がこのあとどう過ごしたかは知る由もありません。
    極端な話をしましたが、こういう現実もあるのです。

    けれど失いたくないものはたくさんあって
    失ってしまったものは取り戻せなくても
    補い合うことはできる。
    それは、思いやり、心遣い、叱咤、激励 全て愛情から
    発せられます。
    理解力と想像力も然り。

    だから自分の誠の心、真心だけは失いたくない!!
    親や、姉妹、友人 周りから受けた愛情でこれまで生きて
    来れたと思っています。
    優しくしてくれた方々に出会えた幸せを
    頼麦さんの詩や文章を読んでいて改めて感じます。

    いつも素敵な言葉を綴ってくれてありがとう

    最近紹介されていて 心に刻んだ言葉をひとつ
    「言ってはいけない事を、一番言いたいときに
    言わないのが 大人なのです」
    精進します。

  • そうですね。
    失くしたあと、まだあるものに気づくことも大切かもしれません。

    けれども多くを求め遠くを見過ぎて今ある目の前のものに気づくことができなかったとしたら、
    手の中にある温もりや想いさえすり抜けこぼれ落ちていってしまうかもしれませんね。

  • 1年ぶりに拝聴しました。
    最近(この詩を書かれた時期)失う系が多いと話された頼麦さん。

    これについて書きたいけれど、否応なしに書かされるものが大半だと。。。
    素人の私にとって、創作上の事は、想像の遥か上にあって
    正確な意味を理解できてないと思います。

    初めてこの詩を聴いたときは、失った後に得るものがあるって
    そんなに簡単なものなのだろうか?なんて感じでしまいました。
    だから、極端な事を書いた記憶があります。
    今読み返してみても冒頭部分がねぇ。そう思います。
    その時の私の感じた心の真実なのでご容赦を。

    今回久しぶりに聴いて、もっと素直にスッと心に入って来ました。
    大人になったのかしらん(笑)

    生きていると色んな事に遭遇しますね。
    精神的にも肉体的にも、色々失ってしまうことがある。
    頼麦さんのお話にあるように、逆境、苦難にぶつかった時に、どう乗り越えるかが本当に大事だと思います。

    個人的な見解は、その苦境に真っ直ぐに向き合うこと‥というか そうしないと前には進めないから。
    失った時点ではどうしょうもなくて、苦しみ悩むけれど
    自分自身のことだから、付き合って行くしかないのです。

    自分で悩んで乗り越えた経験は、自身のパワーになる!!
    1つ階段上がれるというか、見えていた景色が変わる
    自分の視界が広がる。

    現代言われている「レジリエンス」でしょうか。
    逆境力、再起力とか折れない心とか。。。

    頼麦さんの言う通り、人生は得るものもありますね!!
    優しくなれたり、人への理解が深まったり、小さな幸せ見付けるのが上手くなったり
    人生は失うばかりではない!!
    本当に
    その先に、確かに得るものが・・・あった!!

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