なさけ
同じ時を過ごすほど あなたを身近に感じます 金の切れ目で計れない 確かな情がここにある 情けをかけてしまったが 人間としての最後でしょう あなたと岐路を分かつまで 想動ともにありましょう
同じ時を過ごすほど あなたを身近に感じます 金の切れ目で計れない 確かな情がここにある 情けをかけてしまったが 人間としての最後でしょう あなたと岐路を分かつまで 想動ともにありましょう
むずかしいことはかんたんで かんたんなことはむずかしい どっちもだいじにするために やらかいこころをたいせつに
ほんじつ発したひとことも ほんじつ歩んだひとあしも あす生くぼくらの身と心 たしかな血肉になりました 望んでいようとなかろうと 自分にうそはつけません あすを汚すも清めるも きょうの行い次第でしょう
あまりに寒くてうごけずに もぞもぞ布団にもぐりこむ まんまる大きないもむしは くらやみの中で目をとじる まぶたに浮かぶみどりの輪 目を向けた方へ逃げていく 夢中でこらしているうちに すやすや眠りにつきました
日かげにのこるゆきやまも 日ごとにとけてゆきました 陽のよぶこえにさそわれて 密かにことりもあそびます 日のあるじかんもながくなり 光のせんりつならんだら 開いたつぼみにさそわれて 久しいあのこにあえるかな
なんでもできる気になれば なんでもやってみるといい なんにもできない気になれば なんにもせずに過ごせばいい なんでもできる日もあれば なんにもできない日もあるよ むりせず自然にあるがまま これがなんともむずかしい
やることさっさとおわらせて やりたいことをやりたいな やりたいことだけやるために やることさっさとおわらせる
なにか始めようとする気持ち こんなに尊いものはない 取り組むものはなんでもいい 楽しめるならなんでもいい あなたが踏み出せないのなら 背中をおせる詩をかこう あなたを諦めが満たすなら 希望を抱ける詩をかこう なにか始めよ…
ちいさな薪をくみあわせ そよ風さえもさえぎって 燃えるものに火をつけて 少しずつ息を吹きかける 火力の安定するまでは ささいなことにも気を配り 消えてしまわないように 世話をやめずに見てまもる 火おこしだけじゃないんです…
直に顔みて言えなくて かかえたままの恋心 この日が過ぎてしまったら ずっと焦がれてしまいそう 直に手渡しできなくて かかえたままの紙袋 この日のための手紙だけ そっとポストにしのばせた
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