今この二本のあしで
ずんずん進んでいる
じりじり黒く灼かれた
コンクリートの道は
僕らにとっては都合がよいが
彼らにとっては都合がわるい
彼らが対岸へわたるには
命をかけねばならない
命をかけた結果
志なかばで踏まれ
干からびた者を
僕は何度も何度も目にして
踏み越えてきたんだ
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今この二本のあしで
ずんずん進んでいる
じりじり黒く灼かれた
コンクリートの道は
僕らにとっては都合がよいが
彼らにとっては都合がわるい
彼らが対岸へわたるには
命をかけねばならない
命をかけた結果
志なかばで踏まれ
干からびた者を
僕は何度も何度も目にして
踏み越えてきたんだ
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蛙の目線かしら?蜥蜴かしら?
見る目線が変わると、便利だと思っているのは人間ばかりで、自然界からしたら迷惑極まりないことって沢山あるのでしょうね。
世の中の人間という生き物が半分ほどになると、今騒がれている環境問題などの大半は解決するのだそうです。
便利というのも、色々考えものなのかも知れませんね。
多少不便なくらいが、調度良いのやも。
この詩を読んで、「像が一足動くだけで、たくさんの蟻が踏み潰されて死んでしまう。
でも、その蟻達も、像を殺すことが出来る」というお話」を
思い出しました。
私達が一歩ずつ歩くだけで、いろんな者たちを踏み潰しているのですね。
私達は、お魚やお肉や野菜も頂いて生きています。
そのことを、心で知っているだけでも良いのではないかと思います。
知ってますか?
蟻って、体長の何十倍もの高さから落ちても
平気なのです。
人間の比ではないのです。
あんまり考えすぎないで。
お外に出られなくなってしまうから。
良い旅ができますように!!
でも、また、頼麦さんの詩を読んで、大切なことを、
認識しましたよ!! ありがとう