海の祭り

必死に手足を動かすも

寄せる波には逆らえぬ

先見れば満天の青と白

後見れば波間の夏の声

目を射る太陽は熱与え

目に入る海水は熱奪う

今この場所は真ん中だ

生と死交じる真ん中だ

自らの抱える悩みなど

泡と消えゆく真ん中だ

つまらぬことは考えず

海の祭りに興じるのみ

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2 件のコメント

  • 人間死ぬか生きるかの堺に居るときほど、余計なことが削ぎ落とされて大事なことが見える気がします。
    それでも、生きて帰れなければ、それまでなのですが。
    でも、堺を経験体験した人ほどシンプルで迷いのない目や意志をもっている。残りの人生を精いっぱい楽しんでいらっしゃるように覗えます。
    シンプルに人生行きたいですね。
    きっと難しくしているのは、自分自身の思考。色々なものを取り除いて残った片手分の宝を持って、反対の空いた手でワクワクすることを掴めるように。

  • 砂浜で「パリピの方々」がいらして、距離を感じたけれども、
    そこに居る自分も端から見れば「パリピ」に見られているだろうなぁ」って話されていた事を思い出します。

    海に浮かんでいても詩を考える頼麦さん
    けれど、目に入る空や海の色という言葉しか出てこない。
    ここは覚悟して、波と戯れた方が良い!!と気付いた日。

    そうですね。
    せっかく海に出掛けたのだから、言葉の事はしばし忘れて
    楽しもう!!
    弾けることも大切だ!!  わぁ~キャー!!ハハハ(笑)(笑)

    そこで、もし、ふっと浮かんで来たことがあったなら、
    それはそれで良し。
    はしゃいでいる自分の心に沸き上がるものがあったなら、
    それは、自分の自然な想いだから。
    きっと頼麦さんの記憶に残るでしょう。
    のちのち詩になることは間違いない!!
    本当にたくさんの詞が生まれましたね。
    産み出したという方がいいのかしら?

    今日の総括
    日焼け止めは塗りましよう!!by Rye_mugi

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