空を見上げる。
視界の中心に、雲を捉える。
風は弱い。
雲の流れは目視できぬほど遅い。
安心して、ふと物思いに耽ける。
次に目を向けた時には、雲は消えている。
もくじ
変化
世界は絶えず変化していく。
それは人も同じで、片時として同じ瞬間は無い。
体内では細胞が分裂を繰り返し、古い細胞は死に、新しい細胞にとって代わられる。
にも関わらず、日々私たちは、変化の連続を不変と錯覚してしまう。
これはいけない。
変わらないものなんて無いのに。
何かが変わると、その変化を許容できる者はその変化に賛同する。
一方、追随できない者は手のひらを返して変化を否定する。
変わってしまった、残念だ、と。
これはいけない。
前提が違うのだ。
変わらないものなんて無いのだ。
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喜び
私たちは一瞬一瞬を生きている。
それぞれの一瞬は眩く、尊い。
だからこそ、その一瞬を尊重し、喜ぶべきではないのか。
それぞれの変化を尊重し、喜ぶべきではないのか。
もっと変化を喜ぼう。
どう?喜べそう?
ふむふむ。
まだ足りないね。
もっともっと喜ぼう。
全身全霊で、笑い、喜ぼう。
人生は一度きりなのだから、大切な一瞬一瞬を喜びで満たそう。
朗らかにやっていこうじゃないか。
自分の悪い評判が気になる?
いやいや。
そんなところに割いている時間がどこにあるんだい?
君はもっと輝ける。
もっと喜びに満ちた世界を知ることができる。
今、この一瞬から、少しずつ、始めればいい。
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笑顔
人生は日々の集積で出来上がっていく。
変化の連続が、いつの間にか歴史となっていく。
例えば、人生という壮大なパズルピースのうちの一つのピースが、今日という一日だったとしよう。
その一つのピースを、君は何色に染めたい?
どんよりとした灰色に染めたい?
もちろん、灰色もいい。
絵はコントラストも大切だ。
ふむ、明るい絵のパズルを作りたい?
ふと振り返った時につられて笑顔になれるような、たくさんの笑顔で埋まったパズルを作りたい?
いいじゃないか。
君は今、その途上に居るんだ。
今は急激な変化に溺れてドロドロの状態かもしれない。
変化の中で、新しい自分を生み出すべき段階なのかもしれない。
でもきっと、今の君の葛藤は、笑顔の溢れる未来に繋がっている。
笑顔で、朗らかに、変化を喜んで生きていこう。
気づけばきっと、周りには笑顔が溢れているよ。
嵯峨ノ頼麦
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心に、残るつぶやきで、感動しました
笑顔、忘れないように、
なんだか…
今の自分に言っていただいているように思えました。
いま外は雷鳴が。
雨が降って灰色の空。
不安に心押しつぶされそうな自分のよう。
緊張すると夕勤なのに早くから目が覚めてしまい…。
夜咄頼麦さんの朗読で心落ち着かせようと思います。