伊豆の樹林

足を忍んでしまうほど静かな朝
海に突き出した岬を歩く

ビャクシンの木漏れ日があたたかい

心が洗われる気がして
胸いっぱい冷えた空気を吸い込んだ

風もなく
物音ひとつしない

看板を疑ってしまうほど静かな池
三万匹の魚が住むという

海に囲まれた不思議な淡水を
心が確かめろ確かめろと言うから

池の方に一礼して

指先で濁った水を舐めてみた

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2 件のコメント

  • 不思議な濁った神の湖
    静寂 神秘なる 懐古

    貴方の次にその水を口に含むのは
    誰なのでしょう

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