大犬

冬の曇り空を前方に眺めながら、

草緑のアーチを安堵してくぐった。

閑散とした車数に特別感を覚え、

束の間の理想郷に胸を高鳴らせた。

貸し切りのディナーも、

秘密の交換会も、

作り過ぎた朝の食事だって全て、

あの日みた満点の星空のように

光り輝く忘れ得ない思い出だ。

この短い人生の中で何度想っても、

決して色褪せることはないだろう。

そう、

決して色褪せることはないだろう。

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