あるものを
ないものねだりせず あるものを愛する 忘れがちだけれど きっと大切なこと
ないものねだりせず あるものを愛する 忘れがちだけれど きっと大切なこと
息をひそめていた色が 待ちかねましたと顔を出す なんて胸沸く色だろう なんて嬉しい色だろう 命の息吹きを感じれば 生きる気力も沸いてくる なんて胸沸く色だろう なんて嬉しい緑だろう
おおきな悩みがあるときに 悩んでもほどけないのなら いっそみんな放っておいて 離れてみるのもいいかもね
はしゃぎ疲れた猫 火傷しそうな炒飯 人魚のかたちの雲 くすりと笑う仕草 そんな日々が続くよう ずっと日々が続くよう 暮れゆく空を眺めては 小さな息をこぼしたの
あったかい気持ち 夜咄 頼麦 作 この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動などで自由にお使いください。 その際…
世界をきびしく感じたら 世界はきびしくなるんだね 世界をやさしく思えたら 世界はやさしくなるんだね
欠けてしまっていたものを 埋めることができたはずなのに またどこか欠けてしまったように感じるのは 宇宙を見上げてしまうのは何故だろう あなたと過ごしたあの優しい夜が あまりに心を満たしてくれたから ひとりぼっちの今…
何を信じていいかわからないなら 愛する人を思い浮かべればいい 絶望の底で動けずにいるなら 朝が来るまでやり過ごせばいい 僕らにできることはきっと単純で そんなに難しいことじゃないんだ ここに集った一人一人に 愛する生活と…
あなたのくばった優しさで だれかのこころが安らいで せかいのふあんが少しだけ うすれてとけてなくなった
あのね 鬼も幸せも そとを探せど見つからない うちで見つけるものなんだ
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