酩酊
あー 気持ちが悪い 文字を打つ手も覚束ない あー 気持ちが悪い 画面を見る目も定まらない あー ここはどこなんだ ここは休むべき場所ではない あー これはなんなんだ この這いつくばる木偶の坊は 油断をすると 吐き気がする…
あー 気持ちが悪い 文字を打つ手も覚束ない あー 気持ちが悪い 画面を見る目も定まらない あー ここはどこなんだ ここは休むべき場所ではない あー これはなんなんだ この這いつくばる木偶の坊は 油断をすると 吐き気がする…
自らの足で歩き、弱さを認め、孤独と友人になる。 全ての道程は血肉となり、愛おしい物語となり、明日を彩る光と影になる。 それ等の営みも何時か朧げな夢となり、微睡みに溶けていく。 美しく懐かしい想い出を抱いて目を閉じる日まで…
先日、一つの大きな選択をした。人生に何度かある、道筋を大きく変える選択だ。決断の前は散々悩み、幾つかの選択肢の間で揺れ動いた。しかし、選択を終えた今、ある仮説が頭に浮かんでいる。 「人生における全ての選択は、単なるバラン…
季節外れの雪が降り 僕は夜明けを待っていた 目が覚め窓を開けたなら 全てがきっと真っ白だ 屋根も車も石も木も 傘も線路も土も葉も 何度も頭に描いては 心躍らせ目を閉じた 期待外れの光景が 僕の目覚めを待っていた 起き出し…
きのう あれほど越え難く険しかった壁が あまりにも高く あまりにも厚く 越える望みは無く思えた壁が たった一夜 君と言葉を交わしただけで きょう いつの間にか僕の後ろに立ち あまりにも柔く あまりにも強く 背中を支えてく…
最近のコメント