水仙

澄み切った碧い海を望む斜面に

頭を垂れてほの甘い香りを放つ

儚げな水仙を思う

あの時に香った花々は

また季節を一巡りして

遠い越前の国で誰が為でもなく

風に揺られ咲いているのだろう

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