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詩

詩

聖夜

2020.12.24 夜咄頼麦

子どもの頃は誕生日が嫌いだった 世界が一個人の誕生日を忘れ 聖夜を過ごすことが寂しかった 大人になった今は誕生日が好きだ 世界がなにもかも忘れて祝う 聖夜があることを愛おしく思う メリークリスマス みんなに幸せが訪れます…

詩

また一年

2020.12.23 夜咄頼麦

また一年 応援してくださった方々に感謝 また一年 支えてくださった方々に感謝 また一年 健やかに生きられたことに感謝 また一年 思うまま活動できたことに感謝 そして また一年 応援に応えることができるよう また一年 癒し…

詩

言葉

2020.12.21 夜咄頼麦

死んで消えてしまうまでに 発することのできる言葉は 一体いくつあるんだろう もし今日消えてしまうなら 誰に言葉を贈るだろう 家族 恋人 友人 きっとそれは愛する人 だからさ 日々の言葉を丁寧に紡ごう いつか不意に今日まで…

詩

懐古主義

2020.12.20 夜咄頼麦

思い出を懐かしむことはいい でも 思い出に囚われてはいけない そうわかってはいても ついつい古きに浸ってしまう   歩みを止め見回すことはいい でも 立ち止まったままはいけない そうわかってはいても ついつい楽…

詩

悔しさ

2020.12.19 夜咄頼麦

純な心を胸に世界に訴え 心無く折られることばかり 僕らの人生はそればかり そのたびごとに 自分の弱さと至らなさに 打ちひしがれてしまう   僕らはこの悔しさを 決して忘れてはならない この悔しさだけが 僕らを未…

詩

古きもの

2020.12.18 夜咄頼麦

文化は古ければ古いほど良い それは集落 それは物語 それは音楽 それは知恵 この地球上の様々な文化には 地域ごとに得意な分野がある この国とあの国はつながって あの国とあの国もつながって そうやって文化はできている 今こ…

詩

真ん中

2020.12.17 夜咄頼麦

細心の注意を払っても 誰かに踏み込んでしまう 多くの人に届く言葉に 完全なる自由は無い それでも 自分の言葉を使い続け 真ん中を歩いていこう

詩

祝辞

2020.12.16 夜咄頼麦

誰にも必要とされないなら 私が必要とします 誰にも褒めてもらえないなら 私が褒めます 誰にも祝われないなら 私が祝います そして私もあなたにとって 大切な存在になれるといいな

詩

つぼみ

2020.12.15 夜咄頼麦

期待に胸を膨らませ つぼみは春を待っている 隙間から外をうかがって 今か今かと待っている 期待に胸を膨らませ 僕らは春を待っている いつかまた来る日常を 今か今かと待っている

詩

一服

2020.12.14 夜咄頼麦

煮詰まってしまったら ぐぐぐーって考えても ぐぐぐぐーって考えても 全然こたえが出てこない そんなときは いったん問題から離れてみて 美味しいごはんを食べたり 少し眠ったりしてみるんだ からだを休めて一服したら ぐぐぐー…

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