会話の歯車
話をかみ合わせるものは 硬い歯車なんかじゃない たがいのことを思いやる やさしい心があればいい
詩
話をかみ合わせるものは 硬い歯車なんかじゃない たがいのことを思いやる やさしい心があればいい
詩
おおきなつくえをうごかすと そこにはほこりがたまってた ずぼらなふとんをうごかすと したにはほこりがたまってた うごかぬなにかがあるだけで そこにはほこりがたまるんだ みえないほこりがたまるのは せいかつだけじゃないんだ…
詩
ぼくのかかえる思惑と きみのかかえる思惑と どちらもきっと正しくて どちらもきっと間違いだ だれもがかかえる思惑が 気づかぬうちに作用しあい たった一つの未来めざし 大きな流れをつくり出す 我が道ゆくも正しいが 身を任せ…
詩
鯉踊り燕の舞うは曹源池目で追ううちは陽もまた涼し
雑草日記
始まりの記憶は揺れるカーテンだった。何処か宿泊施設の一室の有機的に装飾された壁紙の向こう、淡く縁取られた窓枠の側で、少し傾いた黄金の光と純白のカーテンが揺れていた。その風は新たな生命を祝福する神の息吹だったのか、はたまた…
詩
忘れてしまったつもりでも からだが覚えてくれている あんまり考えすぎないで 流れにまかせて進むだけ
詩
路ばたに実った朝露に 歩みを止めて見入ること ゆたかさここに実りけり しあわせここに宿りけり 日なたで微睡む鳩達に 歩みを緩めて慮すること ゆたかさここに実りけり しあわせここに宿りけり
詩
どんな道をたどっても ふしぎと落ち着く場所がある どんな出逢いをかさねても ふしぎと落ち着く人がいる 大切を拾いつづけたら 知らないあいだに至るもの それこそぼくらに極められた 命のふるさとなのでしょう
詩
燃え広ぐ西の空の果て 遙かな浄土を目指す君 道中お障り無いですか 纏わる穢れは無いですか 慈しみ繋ぎ得た生命 大役と肝に銘じ付け 希林に賜りし言のまま 慎みお護り致します どうか浄土の箱庭で 山法師の花を愛でながら 片生…
雑草日記
雨が降ったので散歩に出た。雨はいい。人が少なく、要らぬ視線を気にする必要もない。屋外で十分に距離を取れる環境下では感染症対策のマスク着用を免除するとのお達しを小耳に挟んだため、今日はマスクを半分外して歩くことにした。そう…
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