荒み
ふと気づくと 人のアラを探していた 裏の思惑を探ったり 比べて妬んだりしていた どうしてだろうと思って 自分のことを見つめたら 真っ暗な部屋の中に居て 白い天井を見つめてた 重いカーテンを開け放ち どこまでも広い青を見て…
ふと気づくと 人のアラを探していた 裏の思惑を探ったり 比べて妬んだりしていた どうしてだろうと思って 自分のことを見つめたら 真っ暗な部屋の中に居て 白い天井を見つめてた 重いカーテンを開け放ち どこまでも広い青を見て…
未だ夢を見る街に 天の祝福が降り注ぐ 照らし出された階層は 眼をこすり動き出す 東に映えるこの街に 天の祝福が降り注ぐ きらめき走る日常に 幸いの宿らんことを
棚雲から宙を見上げ 太古の時の友を思う 彼はどの星を指し 何を幸いとし生きたのか 遥か未来の昔には 太鼓の響きがこだまする 明日の希望を語り合えば 鬼に笑われるだろうか
何かに追われて 生きてきた 常に比べられて 走ってきた 夢に見るような 劣等感や焦燥 過去の自分の 抱えきれない悩み 逃げて 逃げて 逃げてきたけれど …
人の数だけ悩みがあって 人の数だけ夜がある 鼻をつまむような世界で 希望だけを見据えるのは難しい それでも 顔なじみのあの人や 文字なじみのあの人に 少しだけ元気をもらって 今日…
ポンチャのおつかい 夜咄 頼麦 作 この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動などで自由にお使いください。 その…
カエルの父さん言いました どうして俺だけふしあわせ カエルの兄さん言いました どうして僕だけふしあわせ カエルの弟やってきて じいさんに向け言いました みんながみんなふしあわせ どうしてしあわせなれないの カエルのじいさ…
ジャモと虹 夜咄 頼麦 作 この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動などで自由にお使いください。 その際、この…
眠りの森 夜咄 頼麦 作 ー ぼくの居場所は、ここにあったんだ ー この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動な…
車窓から眺める景色に緑が増えていく。 焦っていた心に、落ち着きを取り戻す。 これだ。これが足りなかったんだ。 久々に踏みしめた土は、左足を優しく受け止めてくれた。 焚き火。 川のせせらぎ。 虫の声。 曲がった背筋を伸ばし…
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