【フリー台本】雪色心中【1〜2人用 |35分】
雪色心中 夜咄 頼麦 作 この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動などで自由にお使いください。 その際、この原作ページのUR…
雪色心中 夜咄 頼麦 作 この文章の著作権は夜咄頼麦に帰属しますが、朗読についての著作使用権は解放しております。YouTubeでの朗読、声劇、そのほか音声表現活動などで自由にお使いください。 その際、この原作ページのUR…
木陰に入る 寒風に吐く息白く 踏む側を水がささやく 目を凝らす 見捨てた景色白く 湿地の命を氷が這い張る はらり散る葉は温い地探し 草木は初霜に震える かじかむ空には皆同じ 足並み揃う冬はじめ
何もできない 重い無念を枕に預けて 天井を見つめるしかない 浮き抜けた自分に伝う 人生を楽しんでくれ 繋がりに報いてくれ 決して忘れるなよ 重い無念を 決して忘れるなよ
思い通りにいかないことがあって なにかに辛くあたったり 力まかせになってしまう どうにも思いなやむことがあって わからないまま突っぱねたり 自分のなかで抱えこんでしまう そんな時は いちど立ち止まってみる 自分のこともか…
僕の身勝手な意図で誰かを悲しい境遇に追いやってしまったり、誰かを孤独にさせてしまったり、そういったことが本当に作品のためになっているのだろうか。 本当に描き出したい世界はそうじゃない。みんなが心温まったり、安らかになれた…
水鏡の傍で揺れる柳の葉は 映る自分に何を思うだろう 芝生をついばむセキレイは ぬかるみに何を思うだろう やるせなく風に吹かれる僕は 溶ける時に何を思うだろう 泡がはじけると波紋が生まれる 泡は波紋を見ることができない だ…
愛しいってなんだろう どうすれば感じられるんだろう それはきっと ほほえましい努力を目にするたび それはきっと 一緒に美味しいご飯をほおばるたび それはきっと 見知らぬ土地で生活を香るたび それはきっと あなたの内側にふ…
あんなに青かった木々もすっかり冬支度です。 朝方などはずいぶんと冷え込みますね。 皆さま、お風邪などひかれておりませんでしょうか。 温かくして、季節の変わり目を乗り切りましょうね。 火照った身体に冷たい風が心地よい水辺で…
誰にも誇れない自分だった。 一つ間違えては人格のせいにして、嫌悪に陥った。 嘘なく生きる人がやたら輝いて見えて、憧れるけれども、なれなくて。 袋小路に迷い込んだ気になった。 僕は悪い人間だ。 光にはなれないって。 でも、…
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