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詩

味覚

2021.01.26 夜咄頼麦

部屋の暗がりに慣れた目に、 あまりに眩しい陽の光。 おぼつかない足取りで、 なんとか行き着いた定食屋。 ふるえる指で券を買い、 人の目気にして腰を下ろす。 運ばれた卵とじ定食に、 味覚を取り戻した嬉しさに、 喜びに、 感…

雑草日記

あと30本

2021.01.25 夜咄頼麦

いらっしゃいどうも、こんばんは。 ねむり屋のらいむぎです。 いつも読んでくださり、ありがとうございます。 ちょっと節目のようですので、今日は詩ではなくて、文章を書いてみようと思います。 毎日、詩を書くようになって二ヶ月と…

詩

滑稽

2021.01.24 夜咄頼麦

ふと歩きたいと思い立ち ダウンとマスクと家の鍵 寝癖隠しの帽子をかぶる。 | ドアを開けると冷たい雨 一瞬の躊躇はしたものの 負けるもんかと歩き出す。 | 道吹く風はあまりに寒く つまらぬ意地を後悔する。 それなら急いで…

詩

青春

2021.01.23 夜咄頼麦

先頭でバトンを受け取って、 少年は懸命に走った。 先頭でゴールをするために、 少年は懸命に走った。 でも途中でバトンを落とし、 後の皆に抜かれてしまった。 面目のなさに視界はぼやけ、 転んだ脚もひどく痛んだが、 それでも…

詩

ヌック

2021.01.22 夜咄頼麦

朝ぬくいものを飲む。 お昼休憩に詩を読む。 人の声を聴いて寝る。 そんな時間が確かにあって、 忙しい日々に忘れてしまう。 心がじんわり温まるような、 心がホッと落ち着くような、 そんな、ささやかな時間を、 一日の中に少し…

詩

光

2021.01.21 夜咄頼麦

あらゆる無数の可能性の中で あの瞬間共に在ったという奇跡が どれだけの光であることか。 いつまでも色褪せることのない ただ心通わせる時間が どれだけの光であることか。 手を伸ばしても得られないものが いつの間にかそこにあ…

詩

ピース

2021.01.20 夜咄頼麦

得ることは 失うこと。 得たものの形に合わせて 心の形も変わっていく。 一つ一つ別の形でできた パズルのピースのように 失って変わった心の形は 簡単には埋められない。 初めて得るものを大切に 大切に。

詩

米研ぎ

2021.01.19 夜咄頼麦

幼き日の母親は 美味しくなれ美味しくなれと 想いを込めて研いでいた それを真似した少年は 美味しくなれ美味しくなれと 想いを込めて研いでいた そして時代は移りゆき お米を研ぐ必要はなくなった 便利になるのはいいけれど お…

詩

善心

2021.01.18 夜咄頼麦

あの日の善い行いを忘れない。 友人の心の痛みを見かねた いじめっ子との取っ組み合い。 おばあさんの落としたものを 手伝って拾ったお礼のいちご。 それと同じだけ あの日の心の悔いも忘れない。 道端で倒れ込むおじいさんに 駆…

詩

コーヒー

2021.01.17 夜咄頼麦

長旅の疲れを癒そうと 調べて辿り着いたのは 普段は絶対に入らない 小さくお洒落な珈琲店。 その日に入荷したゲイシャ種を せっかくだからと淹れてもらう。 由緒正しき品種だそうで じっくりじっくり淹れてもらう。 やっと出てき…

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