こぼれた幸せ
あなたのこぼした幸せは お庭に咲いたお花のよう 優しく注いだ日々により ぼくにゆるされた宝もの
あなたのこぼした幸せは お庭に咲いたお花のよう 優しく注いだ日々により ぼくにゆるされた宝もの
全ては栄え衰えると知ったこと 共に笑い合う喜びを知ったこと 苦境は打破できると知ったこと 安らぎには敵わぬと知ったこと 積み重ねの大切さを知ったこと 幸せは分け合えると知ったこと 知らないは苦しいと知ったこと 知ると楽に…
誰かのことは変えられない 変えるなんておこがましい それでも関わり合う中で 変化を感じることもある うつむき泣いたあの人が 顔上げ愛しく笑ったら どうしようもない僕だって 生きた意味があるだろう
木陰にすわる子犬さん 私もおんなじ気持ちです 火照ったその身に吹く風は こんなにきもちよいものね 川辺にあそぶ子鴨さん 私もおんなじ気持ちです 流れにその身を委ねるは こんなにここちよいものね
何もかもつかれたときは しょうもない話をしよう しょぼくれているときは しょうもない話をしよう ともに肩ふるえ笑うことは ぼくらをはげましてくれる ともに腹かかえ笑うことは ぼくらをひきあげてくれる なんて そんなことは…
ああ君のつがいは何をしている 君が死ぬ思いで子を温める今 何処をほっつき歩いているんだ 風雨をしのぎ虫をはらい 側で励ます責任があるだろう ああ君のつがいは何をしている なぜこの場に居て愛を傾けない 立ち入ることのできな…
風は風になるために 吹きぬけ葉ゆらし幸はこび 鳥は鳥になるために 声を枯らして愛うたい 雲は雲になるために 連なり棚びき空かざり 僕は僕になるために 風うけ声きき雲あおぐ
あなたと今際で笑うのも 来年旅行に行くことも 来月シーツを買うことも 来週お店で飲むことも 今日のあたしを穏やかに 楽しく居させる魔法です 孤独なあたしの大切な 愛しいあなたの魔法です
尊く輝かしい今日の陰 朽ちたパイロンの哀愁 木陰に涼む犬等の疲労 誰も気づかず遊んでる 愛しく眩しい今日の陰 泣きグズる子供の知恵 一輪紛れた燈花の孤独 誰も気づかず騒いでる
ふとめをはなしただけなのに せかいはこんなにいろづいて はるをよろこぶむしたちが みどりのうたをうたってる いのちあふれるこのいろを のがしていたのがくやしくて またかおあげていきようと あおとしろとをあおぎみた
最近のコメント